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INFORMATION■LED照明器具の調光についてLEDは白熱電球と同様に即時点灯し、スムーズに調光できるので、連続調光により柔軟で魅力的な照明演出の可能性をもっています。LED照明は、調光コントロールによってさらに省エネルギー効果を高め、CO2排出量を減らして、地球温暖化防止にも大きく貢献します。しかし、LEDの連続調光には「チラつき」や「ノイズ」などさまざまな問題も生じていますので、LED調光の種類と当社おすすめの調光機器をご紹介します。位相調光位相制御方式の調光ECOwineエコワイン位相制御は、主に白熱電球の調光に使用される方式で、一般的な住宅・エコワインは、最新の無線技術を用いた山田照明オリジナルの無線調店舗のほか劇場・舞台の照明演出にも広く利用されています。交流色・調光システムです。照明器具との一体開発により、汎用システムでは難電源から電力の一部分を切り出して供給しLEDに流す電流を調整するしい要望にも応えて、新しい照明環境が誕生しています。制御方式で(別に信号線などを必要とせず)2本の電源線だけで照明器具と調光装置が結ばれます。LED照明と調光装置は個別に適合を確認しなければなりませんが、しっかり調整された組み合わせなら消灯ギリギリまでとても滑らかにLEDを連続調光できます。PWM調光PWM制御方式での調光PWM(PulseWidthModulation)は、主にインバータ蛍光器具に利用されてきた方式で、パルス幅の変化によりLEDの明るさを制御します。電源線と別に2本の信号線でLED照明と調光装置をつなぎ、人の目がちらつきを感じないほど高い周波数でLEDを点滅させます。点灯時間を長くすることで明るく、点灯時間を短くして明るさを絞るシンプルな方式なので、多くの調光装置で比較的相性を気にせずご利用いただけますが、制御方式の特性から、調光率の下限が5%〜15%などやや高く、照明変化が多少段階的に見えることから、明るさを絞ったデリケートな演出や、シーケンス等による連続的動作にはあまり適しません。■LEDの調光制御方式の代表例波形メリットデメリット正位相制御逆位相制御・2線式なので配線工事が簡易・調光動作が滑らか・低調光率でチラつく・電源制御のノイズにより他の設備に影響しやすい・使用する照明器具との相性確認が必要・多くの器具と調光器が使える(相性確認が必要)・ノイズや電源変動に強い・低調光率の下限範囲が狭い・低調光率での動作がぎこちない・4線式(電源+信号)の配線が必要時間・DALIに準拠している機器であれば異メーカー間の接続が可能・DALIモジュール単位(主として器具組込)の制御が可能・器具単位制御まで求められることは少ないので、過剰スペックとなりがち・制御速度が遅い(1.2kbps)電源位相制御入力電力制御PWM制御パルス幅変調制御電源制御信号電流電源DALIデジタル双方向通信制御信号デジタル信号※DALI対応の商品についてはお問合せください。340