YamadaGeneral2017


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YAMADASHOMEIGENERALLIGHTINGインフォメーション■LED照明器具の調光についてLEDは白熱電球と同様に即時点灯し、スムーズに調光できるので、連続調光により柔軟で魅力的な照明演出の可能性をもっています。LED照明は、調光コントロールによってさらに省エネルギー効果を高め、CO2排出量を減らして、地球温暖化防止にも大きく貢献します。しかし、LEDの連続調光には「ちらつき」や「ノイズ」などさまざまな問題も生じていますので、LED調光の種類と当社おすすめの調光機器をご紹介します。LEDの調光について位相調光位相制御方式の調光LED照明の連続調光は、空間演出の可能性を広げ、省エネにも大きく位相制御は、主に白熱電球の調光に使用される方式で、一般的な住宅・貢献します。現在、LED照明の連続調光では主に「位相制御」と「PWM店舗のほか劇場・舞台の照明演出にも広く利用されています。交流制御」の、2つの方式が用いられています。当社のLED照明は、2つの方電源から電力の一部分を切り出して供給しLEDに流す電流を調整する式いずれかに対応する「調光対応」の器具と、対応しない「非対応」の制御方式で(別に信号線などを必要とせず)2本の電源線だけで照明器具、さらに器具本体に調光スイッチをもった「自己調光」の器具があ器具と調光装置が結ばれます。LED照明と調光装置は個別に適合を確ります。認しなければなりませんが、しっかり調整された組み合わせなら消灯ギリギリまでとても滑らかにLEDを連続調光できます。照明制御との連携PWM調光PWM方式での調光当社の調光対応LED照明器具をBEMS(BuildingandEnergyManage-PWM(PulseWidthModulation)は、主にインバータ蛍光器具に利用mentSystem)など施設全体の照明制御と連携させてご利用いただく際されてきた方式で、パルス幅の変化によりLEDの明るさを制御します。には、PWM調光対応の器具をお選びください。一般的なPWM調光装置電源線と別に2本の信号線でLED照明と調光装置をつなぎ、人の目がに適合しますので施設全体の照明制御と連携してご利用いただけます。ちらつきを感じないほど高い周波数でLEDを点滅させます。点灯時間※すべての照明制御機器への対応を保証するものではありません。※照明制御機器の管理下でも、調光を行わずON/OFFのみで使用する場合には「位相調光」「非調光」の器具もご利用いただけます。一瞬の全点灯に注意PWM制御の調光装置には、照明を消灯させても調光装置には通電していて、待機電力を消費するタイプと、スイッチにより装置自体の電源が切断されて完全に停止するものがあります。装置が完全停止するタイプの場合には、照明のスイッチをONにした際(あらかじめ調光レベルが設定されていても)一度100%点灯して、調光状態になるまで数秒を要する場合があります。また、OFFした際にも、一度100%点灯することがあります。を長くすることで明るく、点灯時間を短くして明るさを絞るシンプルな方式なので、多くの調光装置で比較的相性を気にせずご利用いただけますが、制御方式の特性から、調光率の下限が5%〜15%などやや高く、照明変化が多少段階的に見えることから、明るさを絞ったデリケートな演出や、シーケンス等による連続的動作にはあまり適しません。ECOwineエコワインエコワインは、最新の無線技術をもちいた山田照明オリジナルの無線調色・調光システムです。照明器具との一体開発により、汎用システムでは難しい要望にも応えて、新しい照明環境が誕生しています。白熱調光器対応LED電球市販のLED電球には、調光器対応の電球が数多くあります。これらは基本的に位相制御方式で調光できますが、調光下限(=消灯する直前)や調光操作の途中でちらつく等の問題が頻繁に発生します。調光対応の確認がとれた電球と調光器の組み合わせは、弊社ホームページなどで随時お知らせしておりますが、現在数多くの電球メーカーが頻繁に新製品を発売し、製品の改廃や仕様変更を続けているため、有効な組み合わせ情報を十分にご案内できない状況が続いています。399


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